DVDやブルーレイをリッピングする為に、MakeMKVという変換ソフトを利用しましょう。MakeMKV は、DVD-VideoやBlu-ray DiscのデータをMKVファイル形式に変換するソフトです。日本語対応、操作が簡単で分かりやすいので特におすすめます。今回は、MakeMKVの特徴から入手先、インストール手順、使い方まで徹底に解説していきます。
Windows XP/ Vista/ Win7 (32bit、64bit)
Mac OS X 10.5 以降
●DVD ·BD両方の変換が可能
●変換後の形式はMKVのみ(ビデオ品質の維持である一方、容量が大きい)
●デフォルトで英語表記ですが、最初設定によって日本語対応できる
●対応コピーガード:AACSとBD+(CPRMなどには非対応)
●ディスクのデータをそのままISOにしてアックアップできる
●映像ファイルの変換ができない
●変換にはかなり長い時間がかかる
●完全無料ではない(試用期間が切れると、有償で使える)
MakeMKVの「base」版では、無料で利用することが可能です。(最初インストール時は30日有効)試用期間が切れれば使えなくなります。ただし、公式で配布されている公認コード「MakeMKV Key」を登録することで一定期間の試用延長が可能になります。MakeMKV公認コードの登録方法の解説は下の段階で行っています。
ダウンロード可能なサイトはたくさんありますが、ダウンロードする際ウイルスと認められる不明ソフトに同梱される可能性が高いので、公式サイトから入手したほうがいいと思います。上記リンクを開いて、環境に合わせてMakeMKVをダウンロードします。一般的な作業でMakeMKVをインストールできます。
MakeMKVベース版には公認コードがフォーラムで定期的に配布されます。しかし、執筆の現在、サイトに繋がりないので、他のサイトで「MakeMKV Key」の入手を行います。
1、まず初めにサイトにアクセスして、掲載されているMakeMKV Keyをコピーします。(公認コードの使用期限が設定されている)
2、MakeMKVを起動して、メニューバーの「ヘルプ」>「公認」の順にクリックします。
3、出てくる入力ポップアップに公認コードを貼り付ければ、試用期間の変更が有効になります。
1、ソフトを起動するとディスクをドライブに入れます。
2、メニューバーの「ファイル」から「バックアップ」をクリックします。
すると、下図のような画面が表示されます。「ビデオファイルを複号」にチェックを入れて、出力ボックスにファイルの保存先を指定します。最後、「OK」ボタンを押けば、バックアップが自動的に行われます。
1、ソフトを起動するとディスクをドライブに入れます。ディスクを読み込むために「ファイル」から「ディスクを開く」をクリックします。ディスクを読み込めない場合は、ディスクに付いたコピーガードに対応できないと考えられます。
2、続いて、変換アイコンをクリックします。最初起動の場合は試用期限の確認ポップアップが出てきます。「yes」をクリックして先に進みます。
3、その後、ディスク内の動画タイトルは一覧表に表示されます。本体を見分けられないですが、サイズが一番大きいタイトルが本体だと考えます。とりあえず全てのタイトルにチェックを入れます。
4、右上の出力フィルダーにMKVファイルの出力先を指定して、「Make MKV」変換アイコンをクリックして変換を開始します。
DVDやブルーレイをリッピングできるフリーソフトはMake MKVの他、CPRM DecrypterとHandBrakeなどが有名です。しかし、フリーソフトの性質なので、コピーガード解除や対応形式、機能などに制限が課せられます。これらのフリーソフトに代わりに「VideoSolo BD-DVDリッピング」ソフトをおすすめます。
「VideoSolo BD-DVDリッピング」はDVD·BDディスクや動画ファイルをMP4、AVIなどの動画形式/ISOイメージファイル/フォルダに変換できる定番ソフトです。ほぼ全てのコピーガードに対応しています。そのほか、「画質向上」、「字幕追加」「動画圧縮」などの編集機能があります。実際にリッピングしたところ、変換速度はMake MKVよりかなり速いです。
快適に変換して高画質の動画を取得したい方におすすめます。使い方は別の記事「DVD·BDをMP4などにリッピングする」をご参考ください。
以上です。